こんにちはSora Craftsです。
前回の投稿からずいぶん日にちが空きました。

今後は週1ペースでブログを更新していきます。
集客はコツコツの積み上げが大事ですよね。(T_T)

本題に入ります。
革をカットしてくれるマシンがあるのを知り調べました。
製品名はずばり ブラザーの「スキャンカット」です。

レーザーカッターではダメ

型紙の設計を3D CADで行っているので、裁断まで機械で出来たら便利と思い1年ぐらい前に、革の切断について調べました。
その頃は、スキャンカットの存在を知らなくて、レーザーカッターで革を切るのを検討していました。

レーザーカッターはレーザーで革を焼き切るので、切り口が黒くなり革の切断には向いていないです。

しかもクロム革にレーザーを当てると有害な物質がでるらしい・・・。

実は革に名前を入れるためにレーザーカッターは購入しています。
革を切る目的はなかったので、切断できるぐら強い出力のものではないのを買いました。
また別の機会に記事にします。

レザークラフトでおすすめの機種は レーザーカッター SDX1000とSDX1200の2つです。
この2つは、自動ブレード調整機能がついており、刃の調整を自動でしてくれる優れものです。

これより前の型だと、刃の自動調整機能がついておらず、刃の調整がすごく面倒と聞きました。

革は、パーツごとに厚さを変えることが多いので、刃を手動で調整していたら大変ですよね。

革だけでなく厚紙も切断できるので、 「3D CADで設計→カットした型紙を作成」が出来ちゃうので想像しただけでワクワクしちゃいます。

SDX1000とSDX1200の違い

スペック表や記事から分かったのを記載します。
(厳密には間違いがあるかもしれないので、購入する際はご自身で調べることをおすすめします)

SDX1200は、ブラザー製品を扱う販売店でしか購入できない

SDX1200はネット通販はしておらず、店舗のみの販売です。
価格はSDX1200が8万7千円前後。 SDX1000が6万7千円前後。

SDX1000は、ネット通販で購入できます。

ブラザー(brother)​
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カットできる最大サイズは同じ

12インチマット使用時: 296㎜×298㎜
24インチマット使用時: 296㎜×603㎜

最大スキャンサイズ

SDX1000は、296㎜×298㎜。
SDX1200は、296㎜×603㎜。

スキャンサイズがSDX1200は、縦がSDX1000の2倍近くの603mmまでスキャンできます。

レザクラで使うシーンを考えると 型紙を厚紙にプリントした後にスキャンカットで読み込み型紙をカットする場合に使います。

直接型紙をスキャンカットで作るのも良いですが、何の型紙なのかどの部分なのか分かるように印刷して、そのあとスキャンカットでカットするのが良いかなと思います。

なお、レザクラの型紙で30cm以上を扱うのはバッグを作るときぐらいなので、お財布などの革小物ではSDX1000で事足りるといえそうです。
バッグでも左右対称の型紙(型紙を半分におって左右対称で型紙を起こす)なら、1/2のサイズで型紙が作れるので30cmのスキャンで十分ではと思います。

私はCADで設計したデータをスキャンカットに読み込んで革をカットするのを考えているので、型紙をカットする目的ではあまり使わないかもしれません。

その他

細かくは他にも違いがありますが、レザークラフトでデータを読み込ませて革や型紙をカットする上では、スキャンサイズ以外は特に気にする違いはありませんでした。

スキャンカット SDX1000を注文しました

メルカリで新品未使用のものが少し安く提供されていたので購入しました。
まだ届いてないので届いて使ったら記事書きます♪

届くの楽しみです。

3D CADで設計したデータを、スキャンカットで読み込めるデータ形式に変換できることを確認してから購入しました♪

考察(使う場面は限定的?)

財布などを量産したい方は、スキャンカットではなく抜き型を作ってハンドプレス機で抜いたほうが効率が良いと思います。

では、スキャンカットどんな方に向いているか!?
導入前なので、私が使おうと思っているシーンを書きます♪

革ピアスやバッグチャームなどデザイン性の高いものを作る

→曲線が多いものでデザイン性が高いものは、より正確にカットできるスキャンカットが最適と思います。
カーブなど少しでも変だと目立ちますし。

量産するなら抜き型を作るほうが良いのですが、細かいデザインのものは抜き型が作れなかったり、特殊加工で高かったりするので、そういうものこそスキャンカットの真価が発揮されそうです。

プロトタイプを作る

抜き型は作るものによりますが1つ数千円するので、すべて抜き型にしていくと無駄なコストが発生します。売れないものを抜き型にしても場所をとるし色々無駄ですよね・・・・。
まずはスキャンカットで商品化して売れ行きが良く大量生産したいとなったら抜き型を作るという流れが良さそうです。

スピード重視

抜き型は業者に依頼して1~2週間ぐらいかかります。
思いついて作ってすぐに反応をみたい場合はスキャンカットが向いていそうです。

誤差なく作りたい

お財布のカード入れ部分の革のカットに使おうと考えています。
カード入れは0.3mmぐらいズレても気になるときがあり、絶対にずらしたくない場面でってみる予定です。

カットした後で微調整すればよいのですが、スキャンカットで正確にカットできるなら確認する時間などを省略できるので良いかと。

ランニングコストはいくらか?

スキャンカットは、刃とカッティングマットは消耗品です。
カッティングマットは2千円近くします。どのくらいの頻度で変えないといけないかは気になるところです。

ランニングコストが高い場合は、使う場面が限られそうです。

逆にランニングコストが低く、手間も少ないのであれば、革小物の革の裁断はスキャンカットですべて行うというのもありかと考えています。

まずまずは届いて実践で使ってみます。

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